リフォーム施工例
[ 千葉県柏市 ]
ご依頼内容
H様は2世帯で住んでいらっしゃり、以前に2階部分を改装させていただきました。その時に1Fの浴室はそのままであり、老朽化が激しくなっており給湯器の調子も悪かったので思い切って新しい浴室にしたいというご要望でした。
設計主旨(浴室)
既存の浴室は、床はタイル、壁はモルタル塗りです。コーナー部分に補修跡が見られたため水が入り込んでいる可能性もありました。今回採用するユニットバスの特徴を下記に記します。
- 床や壁が熱を伝えにくい素材であるので冬場でも寒さがやわらげられ、脱衣後の急な温度変化が少なく、心臓等への負担もやわらげられます。
- 床が滑りにくい素材になっているので、転倒等の事故防止になります。
- 洗面所と浴室の段差が無くバリアフリー設計。
- 床・壁に目地が少ないので、目地のカビ等の衛生面でも非常に優れています。
- 浴槽の深さが浅いため、浴槽の出入りが非常に楽です。
- 柱うちに壁を組み立てていくため、建物の振動に影響されず、壁床の素材自体がひび割れしにくいので、浴室内の水が漏れる危険性が非常に少ない。
以上の様な利点がたくさんあります。
設計主旨(階段の入り込み)
浴室内には階段が入り込んできているため、壁天井の特殊加工が可能なユニットバスを探し出さないとなりません。このような特殊な形や寸法に柔軟に対応できるタカラスタンダードに相談した結果、当社造作工事とタカラスタンダードの施工とで可能と判断しました。
設計主旨(2世帯による利便性)
1,2Fで親世帯、子世帯に分かれて住んでいらっしゃるので、毎日の生活で下記のようなことをお聞きしました。
望月建設「お風呂に入ろうとしたら、親世帯が入っていて、入るのを遅らせたことなんかありますか?」
H様「非常に良くあります。親が先に入って出た時に親が階段下から2階に向かって「今出たよ」って大声で叫ぶんですよ。その時にテレビや洗い物をしていると聞こえない時があるんですよ」と話してくれました。
望月建設「お風呂以外でその連絡で苦労することはありますか?」
H様「外出する時に「行ってきます」というのもお互い叫んでいます」
そのような状況なので、まず浴室内の給湯器のリモコンを通話式にして、浴室内と部屋への通話を可能としました。
また、1,2階の部屋同士も通話できるインターホンを設置いたしました。
これらにより大声で叫びあわなくてもいいようにしました。
設計主旨(実物の確認)
タカラスタンダードの展示場で実際にどんな感じのお風呂になるのか展示品に実際に入っていただいたりして、どのタイプのお風呂にするか体験していただきました。
工事中
既存浴室を解体してみると、水が漏れて土台及び柱が湿っています。土台自体は湿ってはいるものの、しっかりしていましたが、手前の柱の根本は断面の半分は腐っていていました。腐っている部分は切り落とし補強を施しました。
リフォーム前
リフォーム後
概略工事費
既存浴室解体工事 | ¥92,000 |
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廃材処理費 | ¥75,000 |
洗面所床・壁補修材料 | ¥90,000 |
浴室、洗面所造作工事 | ¥138,000 |
水道工事 | ¥217,000 |
ガス工事(給湯器24号) | ¥350,000 |
浴室窓 | ¥23,000 |
浴室、洗面配線・インターホン配線 | ¥128,000 |
洗面所壁、床クロス張り | ¥40,000 |
ユニットバス | ¥571,000 |
洗面化粧台 | ¥37,000 |
ユニットバス加工取付費 | ¥120,000 |
合計 | ¥1,881,000 |