設計
プランニング
光と風を取り入れた設計
設計はお施主様が最も興味をもつ所で、楽しく設計できることを心がけています。
まず始めに、家族構成、必要間取り、どんな家にしたいかの希望を確認し、その土地にどれくらいの大きさのどんな家が建つかいくつかプランを提示します。そのプランを元に周辺住宅の環境を考慮し、お施主様の細かい要望を実現しつつ、私たちの専門的な知識・アイディア・工夫で光や風を取り入れます。その家族にとって快適で楽しく、夢のあるマイホームを提案いたします。
イメージ図で打合せ(外観)
完成の建物(外観)
イメージ図で打合せ(室内)
完成の建物(室内)
イメージの共有
当社ショールームやメーカーショールーム・建設現場・イベントにて実物をみて頂き、内外観パースを使い、お施主様のイメージを沸きやすくいたします。何度でも納得のいく家に仕上がるまで繰り返します。
当社ショールームにてイメージを確認
当社ショールームにてPCでイメージを確認
現場見学会で工事の説明
現場見学会で工事の説明
YKKap にてパソコンでイメージを確認
LIXIL にて玄関ドアの確認
サンウェーブショールームにてキッチン選び
パナソニックショールームにて浴室選び
解体工事
近隣への配慮
大田区近辺は密集地域が多い為、近隣にご迷惑がかからないよう、いきなり機械で壊しません。 お客様が長年住まわれた思い出の家ということを忘れずに手作業で内部を解体してから、機械で骨組みを丁寧に解体いたします。解体工事でご近所関係が悪くならないように細心の注意をはらいます。
内部を丁寧に壊し産廃を分別し、
処分に出します。
通行の邪魔にならないよう
建物内にトッラクを入れました。
近隣の迷惑にならないよう
丁寧に壊します。
地盤改良工事
大田区南東側は特に地盤が弱いため、地盤改良がほぼ必須となります。地盤の強度を測るため建物が建つ4 隅と中央の強度を測ります。
その計測値を元にどこまで杭を打つか設計します。そして杭の長さ及び、地面の反発力を確認しながら杭を打っていきます。
杭の適切な施工を行った証拠として、「地盤保証」をおつけしています。
地盤調査計器
地盤調査結果
地盤改良工事
地盤保証書
基礎工事
布基礎は建物の重さが地盤に集中してかかりますがべた基礎は面全体で支えるため軟弱地盤でも建物が沈みにくい構造となっています。 大田区南東側は特に地盤が弱いため、沈みにくいべた基礎を標準仕様としています。
べた基礎 |
建物の重さが全体的に分散されるので、 弱い地盤でも建物が沈みにくい。 |
|
---|---|---|
布基礎 |
建物の重さが集中的にかかるので、 弱い地盤では建物が沈みやすい。 |
構造
「百年の桧」+「強い家」
栃木の百年の桧の森
百年の桧の家の構造
百年の桧の家の構造
「百年の桧の家」をお勧めする5つの理由
理由① 木造住宅の利点
建物が地震時に受ける力は、建物が重いほど大きくなります。 木造は鉄骨造と比べて軽いので地震時に受ける力は少なくなります。 したがって耐震性能を簡単に上げることができ、それに伴い、建築費用も安く抑えることができます。また木造は軽いので軟弱地盤でも沈みにくく、地盤補強も簡単にできます。万が一、地盤沈下してもジャッキアップで沈下を修正しやすいです。
理由② 桧の耐久性
法隆寺五重塔
法隆寺五重塔は1300 年前に桧で建てられました。この1300 年の間には巨大台風・巨大地震あり、耐えてきています。他にも寺社・仏閣・城には、桧が使われ、それらも数百年の歴史を持ちます。1300 年もの間建物を支え続けている事実を持つものは、「桧」だけです。
理由③ 桧の効能・健康
桧風呂
桧の独特の香り成分は「フィトンチッド」。人間はこれを嗅ぐとホッとします。桧風呂はまさしくそれを利用しています。
また、桧の優しい木目を見れば誰しもリラックスし、触れば心地よく、音をやわらかく吸収するので音もやさしく感じられます。
森林浴はこれら人間の感覚全体で感じて、リラックスをするものです。身の回りには無機質な物が多いですが、家の中では優しい桧と暮らし森林浴のように身も心もリラックスできる毎日をお勧めします。
理由④ 桧の防虫・防腐性
桧のまな板に桧の葉
木の弱点である「シロアリ」は木造住宅の大敵です。桧のように、木材自体に防腐・防虫効果のあるものは薬剤処理する必要がなく、半永久的に防虫・防腐効果があり健康的な家になります。寿司屋さんでは、桧のまな板に桧の葉が添えてあります。これはまさしく桧の防虫・防腐性能を利用しています。
理由⑤ 高品質・低価格
下の写真の通り、百年の桧は密度・赤身が一般的な桧と比べものになりません。そして、百年の桧の利点・品質から比べると低価格です。
<百年の桧の柱は、40 坪の家で30~50 万円UP程度>
百年の桧の柱<無垢>
一般的な桧の柱<無垢>
一般的な柱
<集成材>
「強い家」をお勧めする理由
家は、家族の命・財産を守るものです。首都直下地震は今後、起きるので耐震性能はさらに重要になります。阪神・淡路大震災で建物の倒壊が原因で亡くなったのは80%以上でその後、法改正により新築する建物の耐震基準を上げるようになりました。しかし、2016 年熊本地震では、繰り返す震度7 の地震で、その耐震性能を満たす建物まで倒壊したものもありました。倒壊を免れた建物も損傷が激しく、余震で倒れてしまう可能性があり、やむを得ず仮設住宅で住む事になってしまっています。望月建設の勧める家は次の「地震に強い家」「火災に強い家」です。
「地震に強い家」
現在の耐震基準では、熊本地震に耐えきれていません。今後起こる首都直下地震は、熊本地震以上のものかもしれません。現在の耐震基準ギリギリでなく、もうワンランク上の耐震強度(耐震強度1.25 倍)が安心と考えお勧めしています。
「火災に強い家」
関東大震災では、大火災が起きました。80%以上の人が火災で亡くなっています。東京では、地震だけでなく火災にも強くないといけません。現在は、ガスも地震を感知すると自動でストップするようになり、火災の危険性が減りました。しかし、東日本大震災・熊本地震でも火災は発生しており、住宅密集地域では、その危険性が格段にあがります。それに備え、燃えにくい家を造ることが必要と考え、準耐火建築物をお勧めしています。
屋根・外壁
瓦 + モルタル塗装
タイル
ガルバリウム + サイディング
コロニアル + サイディング
屋根 | 外壁 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|
和瓦 |
ガルバニウム |
コロニアル |
サイディング |
モルタル塗装 |
タイル |
|
価格 | △ | ○ | ◎ | ◎ | ○ | △ |
耐久性 | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ | ◎ |
メンテナンス | ○ | ◎ | ○ | ○ | ○ | ○ |
重量 (耐震性) |
△ | ◎ | ○ | ○ | △ | △ |
デザインは多種多様ありますので、イメージによって選択いたします。
屋根があまり見えない場合は、明るい色を選ぶと夏場の暑さ対策になります。
快適性・耐久性 向上システム
棟・床下換気 外壁通気工法
床下・外壁裏・小屋裏に空気が流れる仕組みになっています。夏は熱気を外壁・小屋裏から排出し、冬は湿気を床下・外壁・小屋裏から排出し、家の快適性・耐久性の向上を担います。
断熱性能
高断熱の家
「高断熱の家」をお勧めする2つの理由
理由① 高断熱の家は快適で健康になる
高断熱の暖かい家は風邪をひきにくい
断熱性能が健康を改善する
ヒートショックを起こしにくい
冬、暖房の効いた部屋から廊下に出るとゾクッとすることがあります。これもヒートショックの一種です。高齢者の自宅での死亡事故原因の1/4 がヒートショックによるものです。高断熱の家は部屋同士の温度差が少なくヒートショックの予防になり、また快適性も増します。
冬、同じ室温でも温かさが違う
断熱性能が低い家は床・壁の温度が低く、室温が同じでも人間は寒く感じます。また壁際や足元など温度ムラが多く、不快に感じてしまいます。高断熱の家は、床・壁の温度も高く、温度ムラも少ないので暖かく快適に感じます。
理由② 高断熱の家は冷暖房費が安くなる
冷暖房費が安くなる
新しく家を建てる場合、「平成10 年頃の一般的住宅」か「平成25 年省エネ基準住宅」で建てるかで冷暖房費が年間33,635 円安くなります。仮にこの家に50年住んだとすると33,635円×50年=1,681,750円 安くなります。
夏、冷房が効くようになる
夏場の小屋裏は非常に高い温度になります。断熱性能が低いとエアコンをかけても小屋裏の熱が部屋をどんどん暑くしてしまいます。 高断熱の家は、小屋裏の熱をしっかり遮断するので28℃設定でも快適に過ごせます。
断熱材
望月建設の家造りでは断熱性能を重視しています。断熱は最高等級の<平成25 年省エネルギー基準>を標準仕様としています。施工ムラがでやすいといわれる断熱施工ですが、望月建設には「住宅省エネルギー施工技術者」がいるので、丁寧に確実に断熱工事を行います。
窓
高断熱の家にするには、断熱材の他に窓の断熱性が重要になります。
冬に室内から出る熱の割合は48%が窓からです。
- ガラスの種類と断熱性能
- サッシの種類と断熱性能
窓配置のポイント
- ① 夏の日差しを室内に入れない
- ② 冬の日差しを室内に入れる
- ③ 風の通り道をつくる
- ④ 隣家との窓の干渉
- ⑤ 防犯
①と②は矛盾するかもしれませんが、図の通り夏と冬では太陽の高度が違うので夏は日差しを遮り、冬は日差しを取り込む事が可能になります。 そして、夏場の暑さ軽減には風がカギを握ります。大田区では夏場の風向きは南もしくは東よりが多くなります。したがって、そこから風を取り込みそれに対面する位置から風を逃げさせる工夫をすると、夏場の暑さを軽減できます。
窓の種類
床材
価格 | キズの強さ | 掃除のしやすさ | 質感 | 肌触り | |
---|---|---|---|---|---|
複合フローリング | ○ | ◎ | ◎ | ○ | △ |
無垢フローリング | △ | △ | ○ | ◎ | ◎ |
畳 | △ | ○ | △ | ◎ | ◎ |
クッションフロア | ◎ | △ | ◎ | △ | △ |
室内ドア
キッチン
タカラスタンダード・パナソニック・クリナップ・LIXIL・ノーリツ・TOTO等、多数取り扱いしています。
浴室
タカラスタンダード・パナソニック・クリナップ・LIXIL・ノーリツ・TOTO等、多数取り扱いしています。
洗面化粧台
タカラスタンダード・パナソニック・クリナップ・LIXIL・ノーリツ・TOTO等、多数取扱しています
トイレ
タカラスタンダード・パナソニック・クリナップ・LIXIL・ノーリツ・TOTO等、多数取扱しています
内装
安価で清掃性がよい壁紙
塗り壁
価格 | 調湿 | 消臭 | 吸音 | 清掃性 | |
---|---|---|---|---|---|
ビニールクロス(機能性無) | ◎ | × | × | △ | ◎ |
珪藻土 | ○ | ◎ | ◎ | ◎ | △ |
しっくい | △ | ○ | ○ | ○ | ○ |
じゅらく | ○ | ○ | ○ | ○ | △ |
給湯器
省エネを極めた未来住宅
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、現在国が推し進める住宅で、
①建物の高断熱化 ②高効率な省エネルギー設備 ③太陽光発電
により、一次エネルギー消費量をゼロ以下にすることです(光熱費が0円になるわけではありません)。H28年度では国の補助金が125万円あります。
望月建設標準仕様の家は高断熱住宅の為、少しの省エネ設備への変更と、太陽光発電を設置するだけでZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)にすることができます。初期費用は少しかかりますが、毎日の光熱費は下がり地球環境に大きく貢献いたしますのでお勧めです。
ZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の必要性
今必要とされている住宅がこのZEHです。1973年と比べエネルギー消費量は工場等の産業部門は約20%減少しているにも関わらず、住宅などの家庭部門では約2倍に増加しています。右図のとおり一世帯あたりのエネルギー消費量は減少傾向にありますが、全体のエネルギー消費量は近年横ばいで減少していません。ZEHが増えればこの家庭部門のエネルギー消費量を下げることができます。その為にも望月建設ではこのZEHを国と共に推し進めます。(2020 年までにZEH を50%以上建設することを目標としています。)
平成27年度 | 平成28年度 | 平成29年度 | 平成30年度 | 平成31年度 | 平成32年度(2020年) |
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50%(実績) | 0%(実績) | 0%(実績) | 80%(目標) | 80%(目標) | 80%(目標) |