四方背割り(しほうせわり)の1輪挿し
4方の背割りと年輪を独特な個性に見立てた、杉の無垢材で作った1輪挿しです。
杉の無垢の表情は自然そのものです。1輪の花、1つの枝で伸びやかにそこに生まれる多彩な雰囲気が魅力です。
木は乾燥しながら収縮し樹心に向けてランダムな割れが走ります。その割れをコントロールする手法が背割りです。
特別に四方に刻みを入れ長い年月を掛け乾燥させました。生地のままの無塗装品と塗装品の2種類があります。塗装品には蜜蠟ワックスと米原料のオイルを塗布しています。
使用上の注意・メンテナンスについて
- 塗装の蜜蠟ワックスは徐々に飛んでゆきます。その際は少量のオリーブオイルをスポンジに含ませて磨き、その後布で拭き取ってください。
- 試験管の汚れは台所用漂白剤に浸して落とせます。
- 衝撃で割れることがありますので、落下にはお気を付けて下さい。
- 木は生きています。室温湿度、エアコンの風などの使用環境の違いで微細なクラックが生じる場合があります。又、長時間の直射日光はお避け下さい。
- 杉は柔らく製作中やむを得ず生じる小さな痕が付く場合があります。
- 花材によって吸水具合が違います。試験管の水切れにご注意ください。
- 安全の為木とガラスの落下や破損にご注意ください。
- 天然木を使用しているため、色合い、木目、節が一品ずつ異なります。
- 全て手作りのため、仕上がりのサイズが若干異なる場合があります。