岩本納骨堂改修工事
熊本県菊池市旭志にある岩本地区の納骨堂改修工事です。
納骨堂は鉄筋コンクリート造が多い中、木造にて施工しました。
木材の特徴でもある吸湿性で、内部の湿気を抑え高耐久性も期待されます。
内部天井には折り上げ格天井を採用し、木材の良さを出しながら落ち着いた空間となっています。
玄関上の形状を唐破風といい、外壁は漆喰仕上げです。腰板を配し、瓦は本瓦葺という社寺建築で多く見られるものです。
玄関上部の形状を唐破風といい社寺建築特徴の形である。中央の彫刻が兎の毛通という懸魚の一種である。蟇股や虹梁の彫刻や茨垂木などの美しい曲線美が特徴の形状である。
内部天井は折り上げ格天井を施工しています。日本伝統の施工技法で通常の格天井に一段上がっている部分上がることを折り上げ格天井をといいます。天井全体が木部で部屋全体が明るく見え、ダウンライトにより部屋全体が柔らかく照らされ、参拝を行うに適度な環境が整いました。