従来型の巾木の出隅収め とんがってる
床と壁の境目につける部材を巾木と言いますが、最近この巾木が変わってきています。もともとは木を削って作っていましたが、今はMDF材と言って木材の粉末を固めた材料を基材に、塩ビシートを貼った材料を使っています。
木材を使っていた時のなごりで巾木の出隅という部分は写真の様に部材を45度にカットして突き付けで納めていました。でもこの部分、見ての通りトンガってしまい当たると痛い部分でもあります。
見慣れてしまえば、違和感ないっしょ?
そこで今は下の写真の様に角にクッションゴムが付いた部材が用意されています。初めに見たときは、ゴッツく見えましたが慣れてくると優しい感じがします。 実際に当たってみてもとんがり感は少ないです。ひよっとして、小さなお子さんの居る家の、身近にある危険の一つだったと言えますね。
でも、今の時代は『巾木も怖くないぞ!』そんな部材の進化ですね。