コロニアル屋根の通気がものすごく悪いと、屋根の下地のコンパネまたはベニアが紙みたいにボソボソになります。もともとベニアやコンパネは合板と言う通り、薄い木材のスライスを接着剤で合わせた材料です。昔の接着剤は耐水性が悪く、湿気であっさり性能が低下します。通気が悪い屋根の下は、夏場だと蒸れてしまい冬場は結露を起こします。だから合板はただの薄い板になってしまいます。今は接着剤の耐水性が上がっているので、心配はかなり減っています。
工事開始。でも全く普通の屋根に見えます。
ところが剥がし始めてビックリ!!
合板は薄い板状にボロボロ!!
合板の撤去では無く「厚紙」の撤去状態!!
でも、外装の修繕工事の度に思いますが、本当に「昔のベニアは耐力が無い!」。外装改修工事の時にはぜひ調査をしたい内容と、私たちは思っています!!