夏休み中に、とある足立区内中学校にある図工室の机をリフォームする仕事を頂きました。表面のデコボコで、うまく筆記やスケッチが出来ないとの事。また、学校で表面に塗料を塗ってあるとの事でした。
ぱっと見は綺麗な机ですが・・・。
良く見ると、表面はボコボコでした。
パテを盛った後は、一つ一つ手作業で研磨します。
早速、現場調査にお伺いして段取りを組みましたが、実は予想以上に下地の処理に手間が掛かる事が判明!そこで、いつも家具工事で協力していただいている、(有)米倉木工の米倉社長に相談したところ、自社で下地処理をして、何とか予定内の予算で仕上げますとの頼もしい回答。さっそく発注後、チョット様子を見に米倉木工を尋ねました。なんと社長自ら40個前後の机の塗料剥離・下地パテ盛り・研磨とやっていました。後は塗装屋に持っていくだけとの事。
さすが家具職人。仕上がりはすごく綺麗。
工事が終わり図工室を訪ねると、新品の天板かと思う机がありました。完成すると判りませんが、実はたくさんの努力と苦労がこの机一つ一つにあります!!どうか大切に使って欲しいものですね。