ぱっと見は解らない外観です。
近所の工場ビルで漏水調査修理の仕事を頂きました。目視で怪しい部分の修理を見積してから、実際に足場を組んで現場調査。いつも怪しいと思う、空調機の壁からの取り出し口。やっぱり今回もココかな?ビスを外してみて、当りっぽいです。俗に言うクーラー屋さん達は、隙間埋めに「パテ」と呼ばれる油性粘土のようなものを詰めます。彼らは「これで処理すれば雨は入りませんよ」といっています。でも現状は2~5年で劣化が始まり、ぼろぼろになり水が入ります。
カバーを外すと中の「パテ」はボロボロに。
しかも隙間だらけでした。
パテを全て撤去してからコーキング充填。
最後はカバーを戻し、またコーキング充填。
良識の有るクーラー屋さんは、「パテ」では無く「コーキング」を充填します。この差は技術的に大きい!意外ともたないものですよ。「パテ」は。 空調機交換や取り付け時は、ぜひ注意していただきたい処理方法です。