いつも見慣れた祭壇と思いきや…
ある八月の吉日に、都内の現場で地鎮祭が行われました。地鎮祭は施主さんの希望で、地元の神主さんにお願いすることとなりました。
地鎮祭には海の物山の物をお供えします。山の物は根の物と葉の物で、海の物は頭付き鯛と干し昆布です。頭付き鯛が採れない時は、スルメイカで代用と言われています。祭事が終わってお供え物を見ると、頭付き鯛が麻縄で縛られて、生き生きとして見えました。
お供え前は、パックに入って売られている魚その物だったのに。さりげない見事な演出に驚かされた瞬間でした。
写真で見ると生きているみたいですね。