抗酸化工法の健康回復住宅
※2006年10月23日より置きっ放し-左から牛乳、パン、豚肉、たまご
抗酸化溶液を使った抗酸化工法の住宅の中では、腐敗菌や活性酸素が抑制され、善玉菌が優位になり肉・生卵が腐らず、牛乳はすでにヨーグルトになって水分が抜け、チーズになっていますし、パンにはカビが生えません。
鉄が錆び、物が腐ることが酸化(老化)です。酸化(老化)しにくくすることを「抗酸化」と言います。人間は活性酸素が原因で成人病になったり、正常細胞がガン化したり、そして最終的には老化して死に至りますが、それを抑制できるのが抗酸化酵素(物質)です。抗酸化溶液とは、北海道在住の会田伸一氏が15年以上に渡る研究により開発した醗酵型微生物を培養して造る特殊酵素です。 その抗酸化溶液の優れた抗酸化力を建築に活用したのが「抗酸化工法」です。
松本材木店の抗酸化工法への取り組み
松本材木店では国の助成金をいただき、抗酸化工法の実験を行っています。仕様、面積、間取りを同じくした同規模の建物を抗酸化処理したもの、そうでないものとに作り、その効果を測定します。11月中旬~1月中旬において下記実験を行う予定です。
- ●長期に渡る温度、湿度変化の記録。エアコン使用時の省エネ状態も記録します。
- ●シックハウス原因物質の消去実験 (ホルムアルデヒド・アセトアルデヒド・トルエン・キシレン・エチルベンゼンスチレン・パラクロロベンゼン)
- ●腐敗菌の消去実験 室内放置の食品の腐敗状況
- ●加齢臭の消去実験(ノネナール臭)
- ●室内での植物の生育状態の比較
松本材木店では実験データを基に抗酸化工法の効果を再確認するとともに、快適、健康な住まいづくりに一層の普及を図ります。
※抗酸化工法については詳しくはこちら