数十年、経過した賃貸アパートの外装は、修繕工事が必要な時期となり、コンクリート面の塗装は、劣化して雨水をはじかない状況でした。
タイル面は、新築後、劣化の診断を行っていない事を聞き、地震や台風等の影響でタイルが落下する事も有るため、検査と修繕を勧めました。
タイルの打音検査は、誤診が無い様に、全てのタイルを数名で数回行いました。
一見、均一で問題無い様に見えるタイルでしたが、接着不良のタイルが多数ありました。
接着不良のタイルは、全て撤去して、新規の近似色タイルを張り付けしました。
今回の打音検査で接着不良では、無かったタイルも数年後に劣化により接着不良になるタイルもあります。このタイル打音検査は、定期的に行って欲しいと思います。
竣工:2018年9月
施工地:青梅市
仮設足場の構築
タイル部の打音検査
外装の高圧洗浄
目地シーリング施工
目地シーリング施工
タイル目地補修
コンクリート部の下塗り
コンクリート部の上塗り1回目
コンクリート部の上塗り2回目
修繕作業後
修繕作業後
修繕工事の完工